風下に立ったがウヌが不覚よ…

迷える昭和の亡霊の面目ない日々。

大雨洪水ばかりでなんだかムーミン谷みたいだ

moomincomic1307
 
(いやムーミンは小説も漫画も結構洪水の話が多いんですよ)

実はムーミンが好きだ。
出会いはやはりアニメだが、実はカルピスまんが劇場のそれは単にそういう
時代だったから「やってたから見てた」程度だった。
本当にムーミンにとりつかれたのは親が買ってくれた
講談社版「ムーミンまんがシリーズ」からだ。写真上。
引っ越し人生だったから昔のものはほとんど無い我が家にあって
なんと44年間も大事にとってある唯一のものだ!

ムーミンの漫画はイギリスの新聞に連載されたもので
講談社版はアニメ化に乗って左右反転印刷右開きで出版された。
(したがってスノークメイデンは「ノンノン」)
小学校に上がったばかりの少年はたちまち幻想的で不思議な生き物達の
とりことなった。メインキャラクター達はもちろんだが、
特に魅入られたのはコマの隅っこにストーリーとは関係なくいる
奇怪な小動物達だったのを覚えている。

漫画版の後半は主にトーベ・ヤンソンの弟ラルスが作画を担当していて
講談社版にはその旨表記されておらずサインもつぶしてあったのだが
なぜか子供心に絵や雰囲気の違いを感じてトーベ以外の人が描いている
事に気づいていた。情報もなかったのに何故か「弟だろう」とかまで思っていた。
やや俗っぽくコミカルで表情豊かなラルスのムーミンも嫌いでなかった。

ムーミンの小説は家には「仲間たち」が一冊あったと思う
他は学校図書室のものを読んだが子供には陰鬱すぎて
繰り返し読むようなことはなかった。
大人になってから全部読み返したがやっぱり陰鬱この上ない。
特に最終2巻「海へ」と「十一月」などは読んでいて楽しい事など
一つも起きないのがある意味すごい。フィリフヨンカが出て来ると
明らかに不安神経症の描写に終止したり、ムーミンの小説は癒しには
ならないかもしれない。

ちなみに写真下は最近 講談社版に未収録の作品が読みたくて
全巻まとめ買いしてしまった筑摩書房版である。横書き左扉。
(スノークメイデンは「スノークの女の子」である。日本語的には
納まりがイマイチだが実際ムーミン世界には固有名詞という固有名詞が
あまり出て来ないのだ)

いちまんななせんえんもしましたよ奥さんすいません





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